広告代理店のサービス、役割

広告代理店のそもそもの始まりは「御用聞き」だったと言われることもあるそうです。商品やサービスの広告を出したいスポンサーと、テレビや新聞、雑誌などの広告媒体の間をマッチングし、その時に生じる雑用や細かなこともまとめて請け負う代理店もあるようです。そして、その手間賃が広告代理店の収入になります。この手間賃はスポンサーと広告媒体が直接契約すれば必要ないものかもしれませんが、「この商品の広告はどんな広告媒体に、どれほどの程度に出せば効果的か」などといったノウハウを広告代理店からえられるというメリットがあります。
テレビや新聞などの広告媒体からしても、番組や紙面を作る時に売れるかどうか分からない広告枠を、時間やスペースを裂いて用意するというのは、とても手間のかかることになるようです。その点、広告代理店が先に購入し、代金の回収もしてくれるということは大幅な負担減となります。ただ、広告を見た人の行動や情報を分析することのできるネット上の広告が増えてきたことから、広告代理店のサービスや役割には新たな一面も出てきたと言えるでしょう。
ネット上の広告は、印刷などの手間がなく出したい時にすぐ出せる、変更や訂正も簡単にできるという利点がありますが、広告を見た人の行動の分析などは専門知識がないと難しく、分析結果を基に次のキャンペーンなど計画するなどという改良が難しくなっています。分析に慣れた広告代理店が携わることで、スピーディに作業が進むことが期待されます。
ネットが登場し、さらにPC、各個人が所有するスマートフォンや携帯電話など広告が掲載される媒体も様々な変化を遂げています。広告代理店は過去の実績によるノウハウはもちろん、新しい変化にいち早く対応し、スポンサーや広告媒体両方にに情報を伝え、提案を行うという役割も担っています。また、複数の企業が共同で行うキャンペーンやコラボ企画といった時にも、広告代理店は間を取り持ったり、全体をまとめるなど重要な役割を任されることが多いようです。